さがママワークプロジェクト

  • 佐賀県

【子育て世代の皆様へ】未来へ向かうあなたの一歩を応援します

2020年8月27日 お知らせ

さがママワークプロジェクト、いよいよ始動!

この事業は、佐賀県「就活サポート・働きたいけん(体験)応援事業」として、働くママ・働きたいママを応援します。

コラムでは、皆さんの「働きたい」気持ちに寄り添えるような話題をお伝えしていきます。

まず、サイト運営に携わる3名が、このサイトをどんな思いで構築していくのか、それぞれ語ってもらいました。

 

写真左 :田村史子(フリーライター/本サイト コラム担当)
写真中央:中元寺ゆかり(国家資格キャリアコンサルタント/ワークライフバランスコンサルタント)
写真右 :寺野幸子(NPO法人poco a bocco代表)

 

 

対談-田村        

【田村】
中元寺さんは再就職支援会社にて再就職支援業務に長く携わってこられました。
そのご経験から、ママたちが再就職を望む際にどのようなことが大事だとお考えですか?
 
 

    対談-中元寺    

【中元寺】
ママになってから働くことを考えるとき、仕事の内容より家族を第一に考えて職探しをする人が多いですね。
それは、とても大切なことです。
仕事と家族との両立は不可欠ですが、少しでも自分が働きたいスタイルを大事にしてほしいとお伝えしたいです。

 

【田村】
確かに、勤務条件にしか目がいかなかったりします…。
  
 
【中元寺】
ママ自身も一個人の人間ですものね。
でも、「ママ」だけじゃない。
家族を大切にしながらも、バランスをじょうずに取りながら仕事ができて、自分自身も社会に貢献できることができたら素敵ですよね。
働き方を積み木に例えると、まずは1個ずつ積み重ねることが大事なんです。
積み木は違う大きさでもいい、色が違ってもいい。今は小さくて好みの色でなくてもいい。
何かを始めることで、無意識のうちに積み重なっていくものです。
結果的に、10年後、20年後に自分のキャリアが形成されればいいんですよ。
最初から高みを望むのではなく、まずは1個を置いてみようよ、と伝えたいですね。
 
 
 

        対談-寺野

【寺野】

そうですね。今は少ししか思いを形にできなくても5年後には思い通りの働き方ができるかもしれない。
そんなふうに先を見据えてキャリアを積み重ねていく働き方をする女性が増えたらと思います。
 
 
【田村】
これまであかちゃん育児などで家にこもることが多かったりすると、働くことに自信が持てなかったりしますよね。
でも、今できる仕事がたとえ自分が望まないような、これまでとは大きく異なる内容だったとしても、どんな経験にも無駄なことってないと感じています。
  
 
【寺野】
やりたい仕事をするためには、自分だけじゃなく家族にも少しずつでいいから変わってもらわないと難しいですよね。
これまでずっと家にいたママが外で働くのだから、家族の協力は多少なりとも必要です。
とはいえ、ご家庭によっては理解を得ることが難しい場合もあると思います。
そこで協力してもらうのはとてもエネルギーのいることだけど…ママの働きたい思いが高まって、その結果、ご家族の応援につながるようこのサイトが力になれたら嬉しいですね。
 
 
【中元寺】
働きたいママが、家庭とのバランスをみながら一歩でも進んでいく。
やりがいを持って働くママの姿を見て、なかなか理解を得られなかった家族にも分かってもらえるかもしれない。
ママの経験値が重なることによって、家族もいい形に変わっていくかもしれませんね。
 
 
【田村】
そのためには、家族みんなが笑顔でいられることが大事ですね。
いくらママが仕事でやりがいとかポジションを得たとしても、家庭がめちゃめちゃだったら家族の理解なんて得られない。
 

 

 

       

【中元寺】
その通りですね。だからこそ、家庭に重きを置かなければならない時期は、薄い積み木を積んでもいいんだよと。
気負いすぎず、仕事と家庭とのバランスを見極めることが大事ですね。
 
 
【寺野】
働き方を考えるとき、自分の子どもの頃の記憶がとても影響していると思います。
親がとても忙しかった人は寂しい思いが残っていて、自分の子どもにはそんな思いをさせたくない。
保育園に預けるとか児童クラブに通わせるような働き方はしたくないと。
そういった自分の心の奥からの声に耳を傾けることは大切だと思うのです。
家庭には、いわゆる核家族で近くに頼れる親族もない場合など、状況はさまざまですし。
その人それぞれの生き方、考え方も働き方を選ぶことに影響していきますね。
 
 
【田村】
単純に、得手不得手という問題もあります。
家事とか、育児とか…楽しくやれる人とそうでない人とがいますよね。
たとえば育児が苦手だったら、育児専業である必要はなくて、第三者の力を借りながら育てることは決してマイナスではない。
働くことで自分を見出し、結果、子どもとの時間も楽しくなっていきます。
逆に、子どもと過ごすことが楽しくて仕方ない人は、仕事しなくても育児を通して広がるものがあって、それが自分の経験にもなる。
その人それぞれのやり方があっていいと思います。
 
 
【中元寺】
そのためにも、働き方にいろんな選択肢があるといいですね。
自分の今の生活スタイルに合った働き方ができることが理想です。
仕事内容で選ぶのか、勤務条件で選ぶのか。基準はなんでもいいと思います。
1日2時間でも働けたら気分がすっきりするママがいるかもしれないですよね。
   
 

 

       

【田村】
いくつで出産するかによっても違ってくるかもしれません。
私は30歳を過ぎてからの出産で、それまでは仕事中心の生活だったので、出産を機に家事100%の状況に置かれたとき大きなストレスを感じました。
  
  
【中元寺】
女性はターニングポイントが男性よりはるかに多いのです。
結婚、夫の転勤、出産回数など。そんな中でやれることを考える。
でも、どんな状況だとしても、たとえば1日に2時間でも働くことができたら…田村さんは産後の生活にそれがあったらリフレッシュできていましたか?
 

【田村】
とても理想だと思います!
働くというきっかけで、2時間でも外に出て人と接することができたら…産後しばらくしてから再就職するよりもスムーズに戻れそうですね。
 
 
【中元寺】
佐賀市内の小さなお菓子屋さんで、平日の午前中3時間だけの雇用が実現しました。
私が紹介して、お店も受けてくださって。
働いている方は小さなお子さんがいらして、20代までバリバリ働いていたけど、今はお店で袋詰めやシール貼り、接客などの軽作業をやりながら生き生きと仕事されています。
そういう実例もあるので、どのような条件であれば働けるのか、ぜひ言ってもらって飛び込んできてほしいと思います。
 
 
【田村】
あかちゃん連れの育児サロンに行くと、いろんなキャリアを持ったママたちに出会います。
有能な人材がたくさんいる。
出産前のように100%の力を出せなくても、働き方にさまざまな選択肢があればチャンスはたくさんあると思います。
 
 
【中元寺】
とにかくハードルを低くしてみて、なんでもいいから情報を収集してみてほしいです。
先ほどのお菓子屋さんの例など、土日祝休みで短時間勤務という仕事があるとはなかなか思わないですよね。
こういうマッチングは「働きたいけん(体験)」事業ならではの求人なんです。
私自身のこれまでを振り返ると、知らず知らずのうちにキャリアが積み重なってきたなと思います。
それは長期的に就労できたから。
私はたまたまご縁があって30年も同じところに勤めることができたけど、たとえ短期的なキャリアの積み重ねであっても立派な職歴なので、それを積み重ねることによってキャリアは構築されます。
10年ひとくくりとか長期的な視点でなくても、1年2年といった短期スパンの仕事を積み重ねることで、長期的なキャリアができるとアドバイスしたいです。
 

 
【田村】
実際のところ、企業側からしたら小刻みなキャリアはマイナスに捉えられないのですか?
 
 
【中元寺】
ここ最近はマイナスに捉える向きはないと思います。
それは経験値の積み重ねだとしてプラスに働きます。
ですから、職務経歴書にはしっかり記載しましょうと指導しています。
  
  
【寺野】
再就職に役立つセミナーがあるし、面接・履歴書指導などがオンラインで学べる。
中元寺さんのようなキャリアコンサルタントの方たちがサポートしてくださって、しかも自宅で空いた時間に学べるんです。
オンラインの座談会もあります。
知りたいことや感じていることなどを話せる場がこれから続々企画されていきます。
これまで佐賀にはこういう形はなかったので、とても画期的なことです。
こういうものが生まれるなんてとてもワクワクするし、たくさんのママたちに活用してもらいたいですね。